白いジャージ7 ~先生とプールサイド~
「桃ちゃん、本当に俺でいいの?」
そんなことをデートのたびに言う翼先生だった。
「翼先生こそ、私でいいの?」
「当たり前だろう」
そんな会話を繰り返して、超ラブラブな日々を過ごしていた。
結婚・・・・・・できると思ったんだ。
翼先生ももういい歳だし・・・・・・きっと、このまま結婚できるって。
想像してた。
結婚したらすぐに子供を作って、楽しい家庭を作るんだ。
かわいい子供だろうなぁ。
翼先生は優しいパパになるんだろうなぁ。
きっと穏やかな幸せが待っているんだと確信してたんだよ。
翼先生は、真面目で浮気もしなくて、毎晩早く帰って来てくれるんだろうなって。
そう勝手に信じていた。