白いジャージ7 ~先生とプールサイド~
次の日にはゆかりと待ち合わせ。
ゆかりとは電話で話しただけだった。
心配させちゃった。
「直~!!元気そうで良かった!」
「ごめんね。もう大丈夫だよ~」
ドーナツ屋の前で抱き合う私達。
いつものようにドーナツを頬張りながら話す。
ゆかりは、時々涙を浮かべながら話を聞いてくれた。
いつもそうだね。
こうして・・・・・・ゆかりに救われてる。
「まだまだ若いんだし、これからいくらでもチャンスはある!私の子供と同い年にしようよ~」
ゆかりは明るくそう言ってくれた。