白いジャージ7 ~先生とプールサイド~
坂道をゆっくりと歩く。
“おっせ~な”って先生が追いかけてくれた坂道。
先生のことを想いながらいつも歩いた道。
深緑の葉っぱの影に入る。
靴箱を覗く。
私の場所には、新しい誰かの靴が入ってるんだね。
「キャーーーハハハハっ!!」
楽しそうにはしゃぐ声が聞こえる。
あ、プールかな?
ドキドキしながらプールに近付く。
プールサイドで腕を組む先生を発見!
懐かしい。
あの格好。
先生、素敵だなぁ。
かっこいいなぁ。
やっぱり、大好きだな。