涙を知った後。
「んまー、さ
俺昔から連れとか信用できるやつとか
いなかったからさ、よくわかんねぇけど
今まで一緒にいたんだし
また少ししたら戻んじゃねーの?
…なんだ、あれだよ。
結局あいつもお前と同じこと
おもってんじゃねーの?ってゆーか…。
あぁっ!!
んもわっかんねぇ!!」
優しい言葉をかけてくれんのかと
期待してたのに
なにこの適当。←←
んでもなんか
なぐさめようとしてくれてんのが
すっごく伝わるから、いっか!←
不器用な優しさが
今のあたしには調度いいんだよね。
「ありがとう」
そういって蓮の肩に
頭をのせた。
何か、確実に蓮に対しての思いが
変わってる事を感じながら。