涙を知った後。



「〜〜♪」




…えっ
………ギター?




歌もきこえるけど…






静かだとおもってたのに
いきなりキャーとか女子のこえが
すごいきこえてきた。




そのこえの方をみると
人々にかこまれていながら
うたってるひとがいた






「…ッチ
うるさくねーとこにきたのに
意味ないじゃんかよ
うっぜえ」




たしかに。
とあたしは頷きながら
二人でいらいらしていると




「レン〜〜///」


とふいにきこえ
二人で声のほうをみても
誰もこっちをみていない


















不意に脳裏をよぎった



レン…






「もしかして…」



とつぶやき
憐も「あぁ」といって
二人でその人々のとこに
潜り込んだ






すごいひとだな…。







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