涙を知った後。



怪力男に中へ入れられ
あたりをみると皆があたしらをガン見。



でもそんなのいつもの事。
スルーして怪力男にいわれた自分の席へつく。


左右には知ってるかおなのに
辺りは全くしらない顔。


なんかすっごい不思議な感じだなあ


一人そんな事考えていると
周りの皆が一斉に立ち上がった。


入学式がはじまったらしい


まったくきずかなかったあたしはあわてて立ち上がると
横で憐たちがクスッと笑ったのがわかった。



そして憐の顔があたしに近づき



「ばーか」



とだけいって
得意な意地悪顔をしていた。



あたしは緊張してんのー!!泣





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