携帯電話使用不可
放課後は更に私を冷やした、…小さな 小さな雪が 降っていたから



「……………。」


息も白い、雪も白い



…私は?









「孤独」

その言葉だけが私を支配した

友達もなにもない
残されたのは携帯電話



いや
まだ私は一人なんかじゃない



携帯を開き画面を見つめる

以前みたサイトの日記へ目を通した

「メル友………」









気付けば、私は掲示板にアドレスを残していた

誰か
誰か
だれか
私の話を聞いて
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