先生の紺色チェックのマフラー
プロローグ
初めて、心から愛した人はー―…
先生、でした。
まさか私が先生に恋するなんて、思わなかった。
でも、私はあなたを好きになってしまったんだ。
もっともっと、先生のこと。
しりたい、って思っちゃったんだ。
ねえ、先生。
先生にとって、私はどんな存在ですか?
いつか、先生がいつも巻いてるマフラーのように、先生の“特別”に、なれますか?