染め染められ恋色を彩り


そう言って心愛が満面の笑みを見せてきた。
不意に心愛が可愛く見えてしまった!


もとが可愛いから仕方ないよな。なんて自分に言い聞かせて次の場所へ向かった。

次の場所とはゲーセンだ。ゲーセンにはすぐに着いてプリクラを撮った。


鴇「高校入学して初のプリクラだね。」

浅葱「まぁね。」

心愛「じゃあ、早速携帯に貼ろうよ。」


そしてすぐに携帯にプリクラを貼った。
中学卒業のプリクラの隣に並ぶ高校入学のプリクラ。

その2つのプリクラには笑顔で写る俺と鴇と心愛がいた。


これからさきもこの3人で過ごしていくんだとそんな気がしてきた。


鴇「それじゃ、そろそろ帰る??」

浅葱「そうしよっか。」

心愛「うん。もう疲れたよ。」

鴇「残念ながら駅まで少し遠いよ??」

心愛「えぇ~!!」
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