染め染められ恋色を彩り


鴇が言ったようにゲーセンから駅まで少し遠かった。
心愛はふてくされながらもしっかりと後ろからついて来る。


心愛「まだ~??」

鴇「あとちょっとだよ。」


てか、駅目の前に見えてるから。

駅に着くとちょうど電車も来ており乗り込んだ。ちゃんと疲れている心愛の飲み物も買って。

電車の中の席は朝と違って空いていて、すんなりと座ることができた。


心愛「疲れたね~。明日には友達できるかな??」

鴇「できたらいいね。」

心愛「うん。」

浅葱「俺は鴇と心愛だけでいいと思う。」


2人は口をポカーンと開けて俺を見てくる。


浅葱「な、なんだよ!?」


急に恥ずかしくなってきたじゃん。


鴇「いや~、嬉しいこと言ってくれるね。」

心愛「うんうん。いいこと言うね~!!」


かなり顔が熱いよ!!
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