染め染められ恋色を彩り
鴇「あぁ~、疲れたー…。」
心愛「わたしも~…。」
2人はグッタリ疲れ果てていた。
浅葱「どうしたんだ??」
鴇「質問ばっかりされてさー、もう疲れた。」
心愛「わたしも~。」
浅葱「人気者でいいじゃん!」
鴇「そんなの遠慮だよ。」
心愛「わたしも~。」
人気者には、人気者ならではの苦労があるのか。
無愛想な俺には話しかけてくる人なんて全くいないから一生分かることのない苦労だな。
時間は進み、やっと放課後になった。
放課後になるまで相変わらずあの2人は、ちょこちょこ話しかけられていた。
それに比べて俺は誰からも話しかけられることなく終わった。
あの2人は愛想良すぎなんだよな。
鴇「ねぇ、今日はどうする??まっすぐ帰る??」
浅葱「そうだな。」