染め染められ恋色を彩り


浅葱「ほら、帰るぞ。」


俺と鴇は歩き始めた。けど、心愛がついて来ていなかった。

仕方なく立ち止まり心愛を見てみた。


心愛「車で迎えに来てもらうっていう選択は…ありかな??」



思わず鴇と目を合わせた。

まさかこんな案を出してくるとは思わなかったな。


鴇は心愛のもとに戻っていき何か話している。

なに話してるのか全然聞こえないな。



一時すると話が終わったのか2人がやってきた。


鴇「ごめんね。じゃあ帰ろうか。」

浅葱「うん。」



浅葱「ところで、なに話してたんだ??」

鴇「心愛の歩くペースに合わせるって言っただけ。」

心愛「私、本当は浅葱たちの歩くペースが速くてきつかったの。でも言うのためらってたんだけど鴇が気づいてくれたの。」
< 23 / 100 >

この作品をシェア

pagetop