染め染められ恋色を彩り


珊瑚は心愛のこと大好きで姉のように慕っているうちに「心愛姉ちゃん」と呼んでいる。


本当の兄には、兄ちゃんとは一言も言ったことがないのに…。

別になにも気にしてないけどね。



珊瑚は心愛を自分の部屋に連れて行ったから、俺と鴇2人で俺の部屋だ。


浅葱「なぁ、よく気づけたな!!心愛が歩くの嫌がってた理由が。」

鴇「あれは、浅葱のおかげだよ。」


えっ!?俺のおかげ!?



鴇「昨日の帰り浅葱、心愛の歩くペースに合わせてやったじゃん??あの時の心愛の顔が嬉しそうだったからさ。」


そういえばそんなことしたなぁ!!
鴇は本当によくまわり見てんだな~。


浅葱「鴇が人気あるわけが分かった気がするよ。」

鴇「えっ…!?どういう意味!?」
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