染め染められ恋色を彩り


浅葱「…えっ!?なんで早く言わなかったんだよ!?」

瑠璃「…あの人の雰囲気が怖くて…、本人の前で言えなかったんです…。」

浅葱「そか…。」




くそっ!!今から戻ろうにももうゴール付近で時間がかかる。



瑠璃「…嬉堂くん??」

浅葱「…あぁ!!なんだ??」

瑠璃「私の勘違いってこともあるから…、その…。」

浅葱「勘違いだといいな。」

瑠璃「はい!!」




そんなこんなでゴールにたどり着いた。
随分と長く感じたな。



八雲とは別れ部屋に戻ってみるが、やはりまだ陸堂はいなかった。



鴇「どうしたの??そんな顔して。」

浅葱「陸堂は戻ってきたか??」

鴇「いや、まだだけど。」
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