染め染められ恋色を彩り
空「それよりさ、一緒にトランプしようぜ!!」
浅葱「ん??あぁ、俺はいいや。」
俺はベッドに横になり目を閉じた。
空「ほい、あがり~!」
鴇「また~!?も一回!も一回しよ!」
目を閉じたが耳は閉じれず、聞こえてくるのは2人の楽しそうな声。
よく2人であんなに盛り上がれるな!!
外に出るか。
騒がしいのはあまり好まない俺は静かな場所へ行きベンチに腰を下ろした。
よく虫の鳴き声が聞こえるな。
近くに小さな山があるからだろうな。
今思うと最近1人の時間があまりなかったな。
これも高校になってからだよな。
ふと携帯で時間を確認してみた。
浅葱「もう10時か…。」
ちょうど肌寒くなってきたことだし、部屋に戻った。