染め染められ恋色を彩り


胡桃「大丈夫ですか??」

浅葱「なにが??」

胡桃「その…熱湯かけられたときこえたので…。」



俺たちの話声、白鳥のとこまで聞こえてたのか!


浅葱「今はもうなんともないし大丈夫だ。」

胡桃「そうですか!!それを聞けてあんしんしました。」


もしかして心配してくれてたのか!?
まだ昨日知り合ったばかりのこの俺に!!

白鳥優しいやつだな~!!



胡桃「それでは私行きますね。」

浅葱「ちょっ、と待って!!」


俺は去ろうとする白鳥を慌てて呼び止めた。


胡桃「どうかしましたか??」

浅葱「昨日は大丈夫だったのか??」



多分陸堂と同じ時間帯に戻ってきたんだろう。
なにもなければいいんだが…。


胡桃「はい!!おかげさまで!」
< 81 / 100 >

この作品をシェア

pagetop