染め染められ恋色を彩り
『ドンッ』
南野「ったく、お前のせいでこんな重たいもん運んできたんだぞ。んで、どうしたんだ??」
浅葱「……あぁ、えっと、鴇が、鴇が倒れたんです!!」
俺は焦って鴇のことを伝えた。
…て、伝えなくても目の前で倒れているから気づかないのがおかしい。
南野「そうか、体力のないガキだ。」
浅葱「ちょ…ちょっと先生!!一体どんな罰を与えたんですか!?」
ヤバい!!ついカッとなって怒鳴ってしまった…。
……くそ~!!もう後には引けねー!!
浅葱「ここまでやる必要ないと思いますが!!友達こんなにされるなら俺がされた方が全然ましです!!」
俺は言い終えると一気に深呼吸をして乱れた呼吸を整えた。
南野「…ハーハッハッハッハー!!」
ビクッ!!
急に南野先生は声高らかと笑い出した!
……不気味だ!!