染め染められ恋色を彩り
南野「い~ち、に~~~い~~、さ~~~~~ん、よ~~~~~~~………」
それからずっとこの調子で数えられていきやっとのことで5分が経った。
いや、絶対に20分は経ったな…!!
でもやっと…やっと、解放されるー!!
俺は嬉しさの大きさと同等並みのガッツポーズを心のやった。
南野「ちょっとまってな。」
浅葱「えっ…ちょっ!!ちょっと…!!」
先生は部屋から出て行ってしまった…!!
一瞬にしてさっきまで嬉しさはどん底に消えていった…。
いっそうこのまま鴇みたいに意識を失いたい…。
…しかし俺の意識はバリバリと負担がかかってる足にあった!!
俺、もう…気がおかしくなりそう…。
俺の中には今までの思い出が次々から次へと流れてきた。
ほとんどが鴇と心愛との思い出だ。