【完】俺様彼氏×鈍感彼女
宮田陽介は、カウンターを飛び越えて、下に隠れた。
すると、もう一度図書室のドアが勢いよく開いた。
「ねぇ、陽介くん来なかった?!」
「ぇ、来てませんけど…」
これでいいんだよね…?
「えーどこ行っちゃったんだろー…」
女の子達は、どっかに行ってしまった。
それを確認し、あたしはカウンターに寄った。
「行きましたよ」
「ぉ、マジで? サンキュ」
そう言いながら、またカウンターを飛び越える。
「お前、なんで手伝ってくれたの?」
「?」
なんの…話??