【完】俺様彼氏×鈍感彼女




「それと、」

「? なに」

宮田はハシゴまで行き、ニッと笑って言った。


「Dカップなんて、案外胸デカイじゃん」

「なっ…!!///」

「じゃあな、楓ちゃん」

「最低!!」


宮田は楽しそうに、屋上を出て行った。


あんな奴、悪い奴じゃない、なんて思ってたけど、


前言撤回!!


あいつ、最低野郎だ!!



その日は、午後の授業に遅れ先生に怒られる始末。


なぜか、宮田は遅れなかった。





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