【完】俺様彼氏×鈍感彼女
「…会ってみる?」
「ぇー…」
「あのね…まぁ、簡単には会えないかもね」
「?」
「こっち」
あたし、『会いたい』なんて言ってないけど??
そう思いながらも、あたしは美沙について行った。
「ぁ、ほら。あそこ」
ついたのは一年G組。
教室の中に、女の子が一つの机に群がっていた。
それだけじゃない。
この教室の周りも、たくさんの女の子が囲んでいる。
その中には、先輩もいるぐらいだ。