子宮にピストル
家までの道のり、何を喋ったのか覚えていない。
無言だったなんて事は無いと思うけど…、会話が弾んでいたとも思えなかった。
――ドサ…
自分の部屋に入ったと同時に膝から落ちていく。
「…う…うぅ…」
ずっと、
ずっと、
我慢していた涙を流した。声を押し殺して、涙を流した。
私には、まだ大仕事が残っている。
「メール…入れなきゃ…」
そう、彼への報告が。
無言だったなんて事は無いと思うけど…、会話が弾んでいたとも思えなかった。
――ドサ…
自分の部屋に入ったと同時に膝から落ちていく。
「…う…うぅ…」
ずっと、
ずっと、
我慢していた涙を流した。声を押し殺して、涙を流した。
私には、まだ大仕事が残っている。
「メール…入れなきゃ…」
そう、彼への報告が。