子宮にピストル
そしてあの日――


「もーヤダ!別れよう、私耐えられない!」


この言葉が、引き金になってしまった。

本気で別れたかった訳じゃ無い。ただ、治して欲しかった。少し反省してくれればって、そう思って言った事だったの…。


でも彼の中で、
何かが弾けたんだ


――ガン!


「…ザケンなよ!」


気が付いた時には、私の頭は車の窓ガラスに打ち付けられていた。

そして、この出来事を切欠に二人の関係は激変する。
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