あなただけ



部活が忙しかったあたしも運動大好きでいつも元気に笑ってるあたしも

友達はみんなわかってくれてた。


そんなみんなが大好き。




楽しい時間は経つのが早く、あっさり修学旅行がおわり
夏休みを迎えようとしていた




━━━━


「もし、県大会2位以内で通過して全国いったらなんか奢ってよ!!」

隣にいた啓吾と歩に
冗談でただ言ってみた


「おっけ!!でもさ〜ゆうなら実現しかねない」

細い目をさらに細くしてあたしをみた歩の隣で

「がんばれよ」と優しい笑みであたしに言う啓吾


あたしは部活ガチで勝ちに行くと断言して夏休みに入った。





でもあたしは、残念ながら県大会を3位で通過して全国出場を決めた。


ダメだったらお土産。というルールに従うために
あたしは全国大会会場のお土産屋さんの前で
啓吾と歩にメールをした。


『なんでもいい』という2人には、大会記念のキーホルダーを買って

大好きなクラスのみんなにはお菓子を配ることにした。




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