風_現実(7月10日20:40更新)
「神などいるわけがない」
と、オカルト、超常現象など否定する者さえ、祖先を敬う気持ちぐらい持っていても良いと思う。

それぐらいの許容がなくては、その許容・人間の小ささに悲しくなってしまう。

それに
「信じていない」
と言い張っても、魂、御霊の重みのようなものを感じるからこそ、葬式やその他行事で手をあわせるのではないだろうか。

ただ
「礼儀だから」
と心底本気で思っていたら、それはそれで少し驚きかも知れない。

そんな人は、個々の人が生きること、その人が持つ命の重さなど関係ないもの、意味を持たないものと思っているのではないだろうか。

ただ人間が原子の集合体で、細胞同士が摩擦力でくっついて、電気信号で臓器を動かし、新陳代謝して動いていると信じているのだろう。それは「生きている」なんて感覚ではない。

まるで人類を存続する為だけに動いているだけとでも言うのか。。。
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