風_現実(7月10日20:40更新)
雨天の朝、私が東京都に勤めていた一年は、それはそれは嫌だった思いが残っている。

それも確か。

だから、人とは、そんな個々に与えられた空間、状況で見るもの感じるものの印象が変わってくるのだろう。

でも、雨だからこそ、室内で静かに読書をするなど、図書室で過ごす時間が好きだ。

また、何より、夏を待ちわびる儀式であるようにも感じる。
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