風_現実(7月10日20:40更新)
最近、実にショックを受けるようなことばかりが続いた私にとって、それは最高に幸せを感じることだった。
そのショックな出来事の数々が、この6月に劇的に続いたこともあり
「6月ショック」
と命名している。
その衝撃は、7月になってもなお続いた。
そう、私は、無一文での生活を余儀なくされていたのだ。
というのも、私は、財布を落とした。
そんなものは、6月ショックの全貌からしたら、大したことは無かった。
しかし、そんなショックの波及攻撃を浴びるような日々における私にとって、それは止めを刺すには充分だった。
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