そんな君が愛しい




長い授業も終わり、
放課後になった。


俺は
この前に借りた本を
図書室に返しに行く途中。



あぁー。
あの可愛い子って
何組なんだろ…………?



名前なんて言うのかな?



考えれば考えるほど

気になって仕方ない。



そんな事ばかり考えている間に
図書室に辿り着いた。




開けようと
ドアに手を伸ばした時、


ふと中から
声が聞こえてきた。


男と女の話し声……。







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