青空物語
第3章 冬の訪れ。
聖司君から、ふられて、1ヶ月たって冬がきた。私の記憶が古い、アルバムみたいだった。頭の中がボーっとしていく。『泉ちゃん…私、ちゃんとした、彼氏つくるよ。』
『うん…ー。美希の人生は、美希の人生なんだよ。』
暖かい言葉。温もりが感じられる。

『ふられちゃったんだ。聖司に…ーまあドンマイ!』
『アンタ何様のつもり???』
『別に。』
変なの…ー杉岡君って、何だか…私、誰が好きなの…ー??自分でも、何だかいないとか言って、いるんだよ。私の心の隅に…ー!?不思議。恋って…ー。

『はあ…ー、私って優柔不断だなぁ。』『何で?美希は、ズバッと言う方なのに?』
泉ちゃんは、今健司君とすっごい、ラブラブなんだよね~。私は、まだ彼氏なんて…つくれないんだ…ー!!
私は、聖司君とデートしたら、少しドキドキしたけど…杉岡君の時は、すっごいドキドキしている…ー!!私の好きな人って…ーやっぱり、杉岡君なの!?
『あっ!!健司君!今どう?泉ちゃんと…』
『うん…ー。今は、泉と絶好調!!』
何だか…私がだんだん、独りぼっちになって
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