恋せよ乙女

行きたくない。


「…休んじゃおうかな」


そんな事を呟きながらも支度をする手は止まらない。


分かってるんだ。
今日は休めないって事。

ただ、言ってみただけ。



ダラダラと時間を掛けて支度を済ませ、重い足取りでリビングへ向かった。



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