ONE-SIDED LOVE
「わっ!!」

『…。』
「びっくりした?(笑)」
そういって笑う大石 由希菜

『うん、おはよ』
「おはよ」


学校へ向かう
『中学生かあ』
「何か実感ない」
『確かに』

学校に着くとざわざわとしている

受け付けを済ませて クラスをみる

由希菜と一緒ですように。


「ありす、一緒じゃん」
『やったあ』

ハイタッチを交わして教室へ向かう
3年生が 入学おめでとう と書かれた物を配っている
それをもらい胸ポケットの上につけた

先生がきて それぞれの教室へ


1年2組

席に名前が書いてある
座ろうとした

「あの、私の席どこですか?」
『え??』
突然 女の子に話しかけられる

『多分出席順じゃないかな。名前は?』

「池山美加です」

それが美加との出会い

席に案内した

「ありがとうございます」

席に戻ると

「またお前と同じクラスかあ」
『山ちゃんも2組?』
山ちゃんこと山田利幸

「何か松坂と一緒になるの多すぎ」
『よっちゃんも?』
よっちゃんこと吉田優斗

結構このクラスは小学校の知り合いが多い
というよりは うちの小学校が一番人数が多かったから


右側は知らない男の子
大して気にしなかった

自己紹介を終え 体育館へ移動し入学式が開会した

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