キミが好き
1
あたしは佐々木野ルリ。
学校には気ままに登校する。
先生から呼び出しがきたときには
面倒なことになるから
行くようにはしている。
で、今日は登校中。
って言ってももうお昼近く。
電話きたからしょうがなく。
「ルリやん!」
あたしが登校してるときに
声をかけられた。
振り向くとそこには
オレンジっぽい色の髪をした男が。
「学校行くん?」
こいつはタク。
あたしの何人かいる中の彼氏。
「そうだけど?タクは」
ケータイをイジりながら答えた。
「先生に呼ばれてよー」
ケラケラ笑うタクは意外とモテる。
あたしもいいとは思う。
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