幼かったフウが出会ったのは、人間離れした美しい青年だった…
その不思議な出会いは、偶然だったのか…
それとも、必然?
もう一度、彼に会いたい…
漠然とした思いで彼を探し続けていたフウ
そして、大学生になったフウの前に、再び彼は姿を現した。
あの時と変わらぬ姿で…
辛い過去のトラウマから抜け出せず、男性を愛せないでいたフウの心の中で彼の存在は日に日に大きくなり
やがてそれが"愛"だと実感した時、彼から語られた真実とは…
独特の素晴らしい表現力で、読み手を引き込んでいく本格派の作品です。
ラストの「忘れな草」に、深い愛を感じたのは、私だけではないはず…
是非、Mr.Fワールドをお楽しみ下さい。
執筆、お疲れ様でした!!