先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
text.4~衝撃の事実~
―――――……
そして、先生との関係が微妙なまま
日は流れていき―…
あっという間に土曜日になった
「サラ、そんなに落ち込まないの!大丈夫だって言ってるでしょ」
「………」
朝の9時、私は瑠花と一緒に朝食をとっていた
そして無論、話題は千尋先生のことだ
「気持ち、分からなくないけど…当日になったいま、そんなに落ち込んだってしょうがないじゃない」
箸で鮭を口にして、全く食事をしない私にため息をはく
「ほら、早くご飯食べる!はい!箸もって!」
私の手を握り、強引に箸を持たせるけど
私は食べる気がしない
「もう!そんなに嫌なら、泣きついてでも止めれば良かったのに」
「そんなこと…出来ないよ!悪いのは、私なんだし」
私が約束を忘れて黒崎くんと遊んだのがいけないんだ
「なんだ、分かってるじゃない。そうよ、サラが悪いんだから」
サラッとそんなことを言われ、私の胸に突き刺さる
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