先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
このままあやふやじゃ、駄目だよ…
だから、わたしは…
「土日…どう、だったんですか?」
勇気を振り絞って先生の目をみて、そう言った瞬間―…
♪~♪~♪
ピンポン~…と校内放送の音楽が流れわたり、そこから謙先生のこえがする
『先生の及びだしを致します。小野瀬先生、小野瀬千尋先生、至急職員室にお戻りください』
「………っ」
タイミングが悪いとは、こーゆう事か
勇気を振り絞って言った台詞が放送の音と共に消えていくのが分かる
「あ、悪い。職員室に戻る」
「………っ」
「いい子に寝てろよ」
先生はそう言い、何事もなかったように私の頭を数回触りカーテンを開けて出ていってしまう
「………」
そんなっ
せっかく、頑張って聞いたのに…
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