先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
「…………っ」
誰もいなくなった保健室があまりにも静かで、むなしくなる
答えを聞けなかった…
聞けなかった…
「…はは」
駄目だな…わたし
次、先生が戻ってきたら私はそれを聞く勇気はもう出ない
二回もなんて聞けないよ…
そんな気持ちがあふれて、私は布団を思い切りかぶってギュと目を瞑った――…
それから、どのくらいの時間がたったんだろうか―…
いつの間にか、私は眠りについていた…
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