先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
だけど、お世話をかけたし…それは謝らなくちゃいけない
軽く頭を下げると、先生は額から手を離す
「それは、いい。あ、それと汗が凄かったから着替えさせたから」
「………え?」
当然のように言われた言葉に私は固まる
着替えさせた?
汗が凄かったから?
制服をみれば、確かに私のワイシャツじゃない
え…もしかして…
「……」
チラッと先生をみると目があって口元があがった
「っ!?」
「しょうがないだろ」
うそ!先生がしたの!?
「しょ…しょがっなく…なな」
衝撃的すぎる告白にわたし自身何を言っているかわからない
みられたの?こんな身体を?
恥ずかしさで顔を真っ赤にさながら両手で顔を隠す
うそ!…うそ
寝てる間になんて早業なんだ
全く気づかなかったわたしも私だけど…
そんな…っ
もう…先生の顔が見れない…
もだえる私がおかしいのか、先生は"はは"と笑いそっと私の耳元に顔を近づけてくる
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