先生は蒼い瞳の狼くん*2nd



ど、どうしよう


「る、瑠花!」


"何か言って!"そう囁くと、瑠花は黙ったまま龍之介くんを見つめる


「なんだよその目」


「別に、これで何人目かな?って」


「…は?」


挑戦的な瑠花に、お前には関係ない、そう言いたそうに彼の顔が険しくなる


「まぁ、どうでもいいけどさ。あ、サラ?私トイレ行ってから行くから先に行ってて」


「え?あ、うん…」


瑠花の教科書を受けとると彼女は少し駆け足で行ってしまって


残されたわたしは…き、気まずい


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