先生は蒼い瞳の狼くん*2nd




「………」


そんな私の気持ちが分かるんだろう


先生が手を止めてクスリと笑い私の頭を撫でる



「なんだ、妬いてるのか?」


「う…」

「ん?」


な、なんでわかるの…少し恥ずかしくて真っ赤になりながら頷くと先生は"やばい"と言いながら私の顎を持ちあげチュと触れるだけのキス


「…あ」

「3日ぶり」

「は、はいっ」

「もう一回するか?」


「ぁ…」

し、したいけど…


「謙先生に見つかったら」

「大丈夫、あいつ今日の放課後はいないから」

「せん…んっ」


最後まで言わずに、私の唇は先生に奪われる


触れるキスがだんだんと熱く燃えるような深いキスに変わって


き、気持ちいい…




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