先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
だ、だって…ぶつかった人は…
「千尋…先生…!」
スーツのワイシャツにネクタイをしめて真っ白い白衣をきている千尋先生がいた
ど、どうしてこんな所にいるの?
しかも、なんで病院で白衣を来てるの?
胸には"小野瀬千尋"と書かれたネイムプレート
意味がわからなくて、先生とその姿を何回も往復してみてしまう
「うそ…っ」
まさか、先生がこんな所にしかもまるで"医者"みたいな格好をしているわけがない
そう、思いたいのに…姿はどうみても千尋先生で…
どう理解したらいいかわからなくて、目をパチパチさせていると"くそっ"と言いながら落ちた用紙を急いで握り私の腕を引っ張りながら、誰もいない病室につれこまれて…
ドンッ
「…っ!」
片手で私を壁に押し付けて先生が小声で口を開いた
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