先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
「え…」
だって、私達を指さして、唖然とするのは…
私が今日会いたかった先生だから…
しかも、こんな体勢明らかに怪しすぎる!
「…!」
なのに千尋先生は私から離れようともしなく、先生をじーと嫌そうに見るだけで…
なんで離れないの!?
こんな事してるの病院の先生にバレたら大変に決まってる!
千尋先生だって、あぶないし!私だって、この病院に通わなくちゃいけないんだから気まずすぎる!
とにかく、離れないと!なんて考えると…
「千尋、病室でそんなことをしたら、ダメじゃないか!」
「…………!」
腕組みをして少し怒りを含んだこえ
ど、どうしよう…!
そうギュと目をつぶった時だった―…
「いいか、そーゆうことは空いてる病室なんて開放的な場所じゃなくて、もっと密室でやりなさい。どうせなら、私の部屋でもいい…鍵もあるんだから」
「……………え?」
うん!と、怒る所かまるでそれを進めるような台詞に私は再び唖然とする
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