先生は蒼い瞳の狼くん*2nd









―――――……



そして放課後


「失礼しまーす」

「……」


私は今、朝の約束通り瑠花と一緒に保健室にきた


あれから、この時間が来る事を恐れていたら

あっという間に時間が来てしまい、瑠花に引きずられながらここに来た


「ちーちゃんいるー?」


保健室にはいると、千尋先生は窓際に椅子を移動させ寄りかかりながら何やら分厚い本を手に私と瑠花を見る


うわっ"絵になる"見た瞬間に私はそう思う



「なんだ、怪我でもしたか?」


「ううん。なんか謙先生が用事あるみたいなんだけど、少し保健室で待ってろーって言うから待ってていい?」


サラッと無い事実を言ってしまう瑠花に素直に凄いと思う



.
< 23 / 237 >

この作品をシェア

pagetop