先生は蒼い瞳の狼くん*2nd




「ひ、秘密で…す」


首をふりながら、そう言うと耳元の唇が私の首筋に触れた


「…ん」

「秘密?どうせ、渡部が話した内容からすると俺達の関係についてハッキリしろ、とか言われたんだろ」


「う」

なんで、こんなに見抜かれてしまうのか…


「当たりだな」

「…っ」

なんだか、的確に正解を言われてしまっていたたまれない私は小さくうなずいた


もう、いい


なるようになってしまえば。先生からどんな事言われたっていい


そう、思っていると…


「サラはどうなんだ?」


「え?」


予想外―…

その質問に私は先生を横目でみた



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