先生は蒼い瞳の狼くん*2nd





沢山キスして、沢山抱きしめあって


先生は何回も甘い言葉を口にしてくれた


ドキドキして、胸がいっぱいで、先生が好きって物凄く強く思った時間だった―…













「で、こら!私の話聞いてるの?」


「…えっ」

そんな事を考えていると、瑠花に軽く肩を叩かれて我にかえる


あ、しまった…今は瑠花と謙先生と話しているのに私ってば、何を考えているんだろう


「ごめん、それでなに?」

「もう!サラってば」


ため息をはいて呆れるような仕草をして瑠花はプイッと視線を外して歩いていく


見れば、いつの間にかいなくなった謙先生の姿にずいぶんボォーとしていた事を自覚する



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