先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
「先生って、甘いもの好きなのかな?」
「ん?だから、それを聞くんでしょ?」
あ、そっか―…
「まぁ、ちーちゃんなら"甘い物よりお前が欲しい!"なんて事言いそうだけど」
「…………」
似ているような似てない真似に私達は笑う
「あはは、なにそれ!瑠花ってば!」
「えー!ちーちゃんなら言うよ!変態なんだから!」
「言わないって!」
「言うって!変態なんだもん!」
そうな風に、変態だの、そうじゃない…そんな会話をしていると―…
「はよ」
ドサッと少し乱暴に鞄を机におき龍之介が挨拶をしながら私の前の席に座った―…
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