先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
あ、だけど…
私はふと疑問に思う
「じゃあ、私もあげたら食べてくれる?」
「「え?」」
龍之介くんとは色々とあったし…それでもこーやって仲良くしてくれてる
だから、友達として私も龍之介くんにあげたいんだけど…でも
「龍之介くん、いっぱい貰うからいらないか…私からも貰ったら大変だ「食べる」」
「え?」
私の言葉を遮り、少し照れた表情をしてから龍之介くんは私達に背中を向けてしまう
いま、食べるって言った?
食べるって言ったの?
「本当に?」
「サラが、くれるなら…な」
「あ、もちろん!あげる!」
「…あぁ」
嬉しい。貰ってくれるんだ…なら、頑張らないと…そう気合いをいれると、不意に黙っていた瑠花が私に向かって手招きをする
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