先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
しないよ、絶対に
先生を待たせるなんで出来ないし
寧ろ待ち合わせより30分も早く行って先生を待つくらい出来る
「へぇ、じゃあ土曜日が楽しみだな」
「う、うん」
頷き、私達の視線が絡むけど
なんだか…甘い雰囲気にたえられなくて
先生から視線を反らすと、クスと彼が笑い
「そうだ、見られてもいいように土曜日はもっと色っぽいの着てこいよ」
私の身体を、見定めるような視線でみてからスカートを指差す
「なっ!先生のえっち!」
見せるような事をするつもりなの?この先生は
「あはは、下心隠すよりオープンの方がサラも心の準備が出来るだろ?」
「なっ」
確かにそうだけど。そこまでオープンにするのはどうなんだろうか
「もう…」
なんか、土曜日は楽しみだけど、大変な一日になりそうな予感がする
そんな事を感じながら、私は内心…ドキドキしながら土曜日までの時間を過ごしたのであった
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