本気だからねっ!
あたしはそう思った。
千歳君は去年も委員に入ってたらしいから作業はスムーズに出来るのかも知れないけど、それでも三役に入るのは2年生からだし。


こんなにスムーズに作業出来るのはすごい。
しかも、千歳君がやってるのあたしが任された作業よりも難しいやつなんだよ?


千歳君の凄さに圧倒されながら、あたしも作業に取りかかった。


――――――――――
――――――――
――――――


「「「「…………終わったぁ〜!!!」」」」


先輩達の作業も全部終わり、あたしはチラッと外を見た。


「わっ!!真っ暗だし!!!」


外はもう真っ暗で、時間も7時になっていた。


「もう7時かぁ〜。はやく片付けして、帰らなきゃヤバイな」


静原先輩はそう言って片付けに入る。


他の人もどんどん片付けに入っていったので、あたしも片付けに入った。










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