本気だからねっ!
あたしは先輩に頭を下げて謝る。


「そんな、謝んなくていいよ。………でも、一つだけ。あいつの気持ち…確かめてくれないかな?


誰が好きなのか聞いてくれるだけでいいの!!お願い!!!」


そう、真剣に先輩が頼んでくるから断れなくて………。


「わかりました。キスのこともあるし、聞いてきます!」


あたしは梨紗先輩にそう言った。


少しでも、梨紗先輩の役に立てるならって、そう思ったんだ。


「本当!?ありがとう!!」


梨紗先輩がそう言って、結局今日はお開きになった。


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「また明日ね〜!」


駅の前でお別れをし、あたしは家に向かう。


「うわ〜、真っ暗……」


梨紗先輩と話込んだせいか、辺りはもう真っ暗。


はや歩きをしながら、あたしは家に帰った。










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