本気だからねっ!
委員の人たちも、各自で作業に追われてるし。


静原先輩や梨紗先輩なんか本当に大変そうで。


「……杏ちゃん!ぼーっとしてるよ!大丈夫?」


「……えっ?あぁ!すみません!」


あたしは謝って自分の仕事をやる。


さっき授業サボったときに結構進んだから、だいぶ終わったんだけど。


そういえばね、サボったこと静原先輩が一緒に謝ってくれたし、委員だからってことで許されちゃった!


次からはやらないようにって言われたけどね。


「杏乃ちゃん、それ終わった?」


「うん!千歳君は?」


「俺も終わった。先輩の手伝おうか」


千歳君がそう言ったので、あたしは静原先輩のとこにいく。


「静原先輩、何か他にやることありませんか?」


「大丈夫、特にないよ。今回ははやく終わったな。


梨紗、それ終わった?」


「うん!みんなも終わったみたいだね。どうする?」


「明日委員会だから、何も出来ないし……クラスの手伝いに行くか?」










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